受賞者一覧
受賞者一覧 「受賞理由」 &「受賞者一覧」一括ダウンロードはこちら
  • ※記載は、受賞時(平成26年2月18日現在)のものです。
  • ※各賞ともお名前の50音順。敬称略。

受賞者一覧

経済産業大臣賞
受賞者 企業名 役職 所在地
鈴木 堅之 氏 鈴木 堅之 氏 株式会社TESS 代表取締役 宮城県
プロフィール 大学卒業後、福祉施設、病院勤務、小学校教員を経て、電気刺激を活用した医療機器メーカーで開発・営業に携わり、2008年TESSを創業。
「足こぎ車いす」は2010年みやぎ優れMONOに認定、2013年日本ファッション協会の日本クリエイション賞を受賞。社会貢献事業としての施設等への寄付や普及活動を積極的に行う。
創業のきっかけ 東北大学医学系研究科で事業化中止が予定されていた足こぎ車いすと出会い、「苦しいリハビリから楽しくて続けたくなるリハビリ」へ、リハビリのイメージを変えるこの技術が埋もれてしまっては社会の大きな損失になると考え、東北大学から特許の許諾を受けて、TESSを設立。
事業内容 心も身体も動き出す「足こぎ車いす」、ニューロモジュレーション技術の事業化
会社概要 「障がい者も健常者も共に生活に希望を見出せる社会」そんな社会の実現に向けた新たな試みがニューロモジュレーション(神経調整:人が持つ本来の働きを取戻し、病気の症状回復・改善を図る)技術の活用です。東北大学発、研究開発型ベンチャー企業として世界の人々にQOL(生活の質)の向上に役立つ様々な製品を、研究・開発を通して社会に貢献します。「足こぎ車いす」と「電気刺激装置」の事業を展開しています。
製品(サービス)概要 足こぎ車いすは「単なる移動機器としての車いす」とは違い、障害のある足も積極的に動かすことで機能回復が期待できる「最先端のリハビリ機器」です。2009年の発売以来、国内市場で4千台の販売実績がある一方、障害のある足を使う車いすの利点・理解は深まらず、社会・業界への意識改革は今も続いています。CEやFDA認証を受け海外市場への展開推進と共に、中小企業整備基盤機構、国際協力機構の支援を受けてアジア地域への足こぎ車いす活用を展開中です。
受賞ポイント 足の不自由な人に、あえて足でこがせるという「常識を覆す発想」が斬新。FDAが認めたことからも技術力や製品の完成度も高く、利用者のリハビリ効果や満足度の高さがそれを裏付けている。社会貢献性も高く、本製品を利用した他事業への展開も期待される。
中小企業庁長官賞
受賞者 企業名 役職 所在地
吉田 大介 氏 吉田 大介 氏 株式会社エーアイ 代表取締役 東京都
プロフィール 1952年生まれ。
1977年同志社大学工学部卒業後、大真空(株)、(株)東洋ハイテックにて新規営業担当。
1986年TIS(株)入社、技術系・ビジネス系等のマーケティング担当。
1999年NTT-AT入社。
2000年ATR入社。ATR研究成果展開業務に従事。コーパスベース音声合成システム事業の可能性に着目し、2003年4月(株)エーアイ設立。代表取締役に就任。
創業のきっかけ ATR在職時に研究成果展開を担当していました。その中でコーパスベース音声合成技術に出会い、実用化の可能性を見出しました。しかしATRは研究所のため事業展開は難しい状況でした。そこで、音声合成技術を世の中に広げるための事業会社として(株)エーアイを設立致しました。
事業内容 音声合成技術の開発・販売・サポートによる、社会貢献と新しい文化の創造
会社概要 当社は創業以来、音声合成エンジンのライセンス提供に特化しています。現在、コーパベース音声合成エンジンAITalk(エーアイトーク)にて事業展開していますが、研究開発から製品開発、販売まで、全て自社で行っており、顧客の要望に柔軟かつ迅速な対応ができる点が最大の強みとなっています。また、タレント、声優等特定の話者における音声合成を実現し、高品質かつ安価に提供しています。
製品(サービス)概要 AITalkは、コーパスベース音声合成方式をベースに、より人間らしく自然な音声で自由に音声合成をすることが可能な、当社独自の高品質音声合成エンジンです。ご提供するAITalkライセンスは、Server(Windows、Linux)、SDK(Windows、Linux)、microAITalk(iOS、Android)と幅広く対応しています。また、手軽にAITalkをご利用いただくためのWebAPIサービス、音声収録の代わりに音声ファイル作成用途の「AITalk声の職人」シリーズをご提供しています。
受賞ポイント ユニークな製品で、新規性も高い。既に大手企業に採用されている実績から、ノウハウの蓄積もあり、多様な用途への展開が可能。
更なる成長が期待できる。
中小機構理事長賞
受賞者 企業名 役職 所在地
王 波 氏 王 波 氏 つくばテクノロジー株式会社 代表取締役 茨城県
プロフィール 1982年から中国西安電子科技大学にて、レーダシステム、X線3D計測装置、1993年から筑波大学に留学し、CT画像再構成等の研究開発、1999年から通信総合研究所、産業技術総合研究所にて、3次元医療画像、レーザ超音波損傷診断技術の開発、2005年からつくばテクノロジー(株)代表取締役に就任し、レーザ超音波可視化検査装置、小型X線検査装置の開発・製造・販売に従事。
創業のきっかけ 2001年より産業技術総合研究所にて、レーザ超音波損傷診断技術の開発に従事、本技術の実用化により社会の安心安全を守ることが必須と考え、2005年に単独で起業、2007年に産業技術総合研究所の技術移転ベンチャーの認定を得て、製品の開発・製造・販売を開始。
事業内容 レーザ超音波可視化装置、小型X線装置等の先端非破壊検査装置の開発製造販売
会社概要 2005年の創業、2007年の産業技術総合研究所技術移転ベンチャー認定以来、「非破壊検査により、環境、工業、生活等において安心安全を確保する技術を提供する」を理念に、高い技術力を有した従業員並びに産業技術総合研究所のシーズを融合させ、レーザ超音波可視化検査装置、小型X線装置等を鋭意製品化し、航空宇宙分野、自動車分野、各種プラント、社会インフラ等への普及を進めております。
製品(サービス)概要 ■ レーザ超音波可視化検査装置
レーザを検査対象物に照射して発生する超音波を可視化し、対象物の内部異常・欠陥を検出します。超音波が伝わる様子を動画映像として観察できるので、検査の専門家でなくても分かりやすく、複雑な形状物も短時間に検査できます。
■ 小型X線検査装置
カーボンナノ構造体の電界電子放出現象を利用したX線管により、長寿命省電力でX線を発生します。また、予熱が不要で、1.5V乾電池1本で最大100keVのX線を即座に発生できます。
受賞ポイント 従来、経験や熟練が必要であった非破壊検査を、同社の技術で素人でも簡単に検査可能なものとして製品化した点が画期的。非破壊検査に対するニーズは高く、更なる需要拡大が見込まれ、国内外を問わず、飛躍的な成長が期待される。
中小機構理事長賞
受賞者 企業名 役職 所在地
片桐 実央 氏 片桐 実央 氏 銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役 東京都
プロフィール 1980年生まれ。行政書士、1級FP技能士。
学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門に入社。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に転職。2008年7月に27歳で銀座セカンドライフ株式会社、銀座総合行政書士事務所を創業。著書『「シニア起業」で成功する人・しない人〜定年後は、社会と繋がり、経験を活かす〜』(講談社)。
創業のきっかけ 祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる支援がしたいと思い創業。定年後に会社員で培った経験を社会に役立てたいというニーズは高まっているが、どうしたらよいか分からないという相談が多い。やりがいがあり経験を基にした新サービスを創造し、老後も輝き続けてほしい。
事業内容 シニア起業をレンタルオフィス「アントレサロン」でワンストップ支援
会社概要 超高齢社会の日本経済において、老後人生をより楽しく生き生きと過ごすことはとても大切である。そこで、働く意欲が高く起業を目指すシニアが、起業を実現するための各種支援を展開し、多くのシニア起業家を輩出している。
具体的には、@起業相談・セミナー開催、Aレンタルオフィス運営、B起業家交流会を開催している。年間の講演、セミナー、交流会は150回を超え、毎月の起業相談は150件、これまで累計6,000件を超える。
製品(サービス)概要 シニア起業支援会社として、「起業家として無理せずにこれまでの経験を活かしつつやりたいことをしながら一生社会との関わりを持つ」ことをハード・ソフトの両面から支援。
ハード面として、起業家が共同で利用する事務所、レンタルオフィス「アントレサロン」を運営。ソフト面として、起業相談や事務をサポートし、交流会でビジネスマッチングを支援。またテレビ・新聞等で、起業支援の情報を発信。全国商工会議所主催 女性起業家大賞「優秀賞」受賞。
受賞ポイント 都市部にシニアの居場所を作ることで、知識や経験が豊富なシニアが新たなインフラとして社会や経済を活性化する可能性を秘めている。事業の懸け橋として、起業促進の支えとなるべく更なる成長が期待される。
中小機構理事長賞
受賞者 企業名 役職 所在地
齊藤 哲夫 氏 齊藤 哲夫 氏 株式会社内外 代表取締役社長 群馬県
プロフィール 1952年齊藤家の長男として東京大田区に生まれる。1976年獨協大学経済学部を卒業後、内外マリアブル(株)に入社し、鋳物業に従事する。1979年より3年間アメリカへ留学、エンジニアリング大学を卒業。1982年(株)東京鋳造所に入社。1991年同社を退社、内外マリアブル(株)群馬工場を創業。1999年(株)内外として分離独立。2012年(株)東京鋳造所をM&Aにて取得。
創業のきっかけ 齊藤家創業の鋳造会社が、戦後株式会社に改組する際、得意先の出資を仰ぎ会社を発展させてきた。当時は資本と経営の分離がなされていたが、時代の変化と共に独立企業としての経営形態が保てなくなった。
父の社長時代に親会社から社長を派遣してきたのを機に、自らの創業を決意した。
事業内容 各種アルミ合金鋳物を重力鋳造・低圧鋳造工法にて自動車部品等の製造
会社概要 群馬県高崎市に本社を置き、アルミ金型鋳造及び低圧鋳造工法によりトラック等のディーゼルエンジンコモンレール式燃料噴射ポンプやターボチャージャー用のハウジング、電線を固定する架線クランプ等を生産している。現在、子会社に同業種の(株)東京鋳造所を有し、同じ場所に生産拠点を統合して合理化を図っている。国内拠点をマザー工場と位置付け、現在インドのバンガロール近郊にアルミ鋳造工場の進出準備を進めている。
製品(サービス)概要 ■ ディーゼルエンジン燃料噴射ポンプ
トラック等の大型車両用ディーゼルエンジン燃料噴射ポンプは、耐圧性能を要求される。特にコモンレールと呼ばれる燃料噴射ポンプは220mPaにも及ぶ高圧使用の為、微細な欠陥も許されない難易度の高い製品である。
■ ターボチャージャー用コンプレッサーハウジング
ターボはディーゼルエンジン排ガス対策や小型ガソリンエンジンのパワーアップ等、現在の自動車業界に欠くことのできない製品である。コンプレッサーハウジング鋳物のスクロール内部形状は面の平滑度と位置精度を強く要求される。
受賞ポイント 職人の経験と勘が必要な鋳物に新規参入し、数値による条件管理を導入することで、小規模でも高品質な鋳物製造を可能にした取り組みとその経営手腕を評価。次代を見据えた事業承継への取り組み、空き工場を植物栽培へ転用し雇用創出に取り組むなど、優れた経営者のロールモデルといえる。
JVA審査委員長賞
受賞者 企業名 役職 所在地
辻 庸介 氏 辻 庸介 氏 株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO 東京都
プロフィール 1976年大阪府生まれ。2001年京都大学農学部卒業後、ソニー株式会社入社。本社経理部でAIBO(アイボ)などの部門経理を担当。2004年マネックス証券に出向、転籍。2009年ペンシルバニア大学ウォートン校に留学、MBA取得。2011年マネックス・グループCOO補佐、マーケティング部長。2012年より当社代表取締役社長CEOに就任。
創業のきっかけ 多くの人がお金についての課題や不安を持っているにも関わらず、そういった課題を解決するような、ユーザーサイドに立ったお金に関するサービスが存在しない。存在しないなら、自分たちでユーザーの本当に役に立つ『お金に関するサービス』を作り上げよう、と想い起業しました。
事業内容 新時代のお金のネットサービス 『家計・資産管理アプリ』及び『クラウド会計』
会社概要 「お金を前へ、人生をもっと前へ」
マネーフォワードは、我々のサービスを通してお金に関する課題や不安を軽減し、日々の暮らしの改善や夢が実現することを目指しています。メンバーの大部分をエンジニアが占めるなどサービス作り中心のスタートアップで、家計・資産管理アプリ及びクラウド会計サービスを開発・運用しています。今後も「お金のプラットフォーム」として日々の生活を改善するサービス作りを目指しています。
製品(サービス)概要 家計・資産管理アプリ「マネーフォワード」は1,400超の金融機関から登録口座の情報を自動取得、入出金や資産額から家計簿を自動作成します。Webおよびスマホアプリを提供しておりGoogle PlayやiTunesのファイナンスランキング1位獲得しています。クラウド会計は、確定申告や法人会計を、簡単に楽にできる会計サービスを提供しています。個人向けは基本機能無料のフリーミアムモデル。法人は業界最低水準月額1,800円です。
受賞ポイント 創業からわずか1年で、サービスアプリを開発・立ち上げ、Google PlayやiTunesのファイナンスランキングでも1位を獲得するほどの事業として急成長させた技術力と経営手腕は卓越している。短期間で急成長を遂げたまさにベンチャーの成功例といえる。
ビジネスモデル活用特別賞
受賞者 企業名 役職 所在地
宮沢 文彦 氏 宮沢 文彦 氏 株式会社ボルテックス 代表取締役社長 東京都
プロフィール 1989年早稲田大学商学部卒業
ユニバーサル証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)入社。
1995年株式会社レーサムリサーチ入社(現株式会社レーサム)営業部長として活躍。不動産投資コンサルティングを行う。
1999年株式会社ボルテックス設立。代表取締役就任。経営全般を舵取りすると同時に、自ら営業の最前線に立ち続けている。
創業のきっかけ 直接のきっかけは以前の会社で提案した『事業系区分所有』の事業化が実現しなかった事です。誰も注目していない商材でしたが、本質的な価値があるとても有望なチャンスだとの確信がありました。本質的なことを見落としがちな世の既成概念を変えようとの思いもあり、創業に至りました。
事業内容 既成概念を打ち破る独自戦略『事業系区分所有』で新たな不動産市場を創造
会社概要 不動産投資イノベーションをコンセプトに掲げ、独自の思考と行動によって実現した『事業系区分所有不動産』をご提供しています。オフィスビルをフロアごとに区分するという「シンプル」な発想は、既成概念にとらわれた不動産業界では「非常識」な発想でした。私どもは不動産の新たなマーケットを切り開く商品・サービスのみならず、お客様の既成概念を覆す新たなアイデア・考え方をご提案しています。
製品(サービス)概要 事業系区分不動産の保有を通じた、各種課題解決コンサルティング
事業系区分不動産の販売及び付随するサービスの提供
○事業系区分所有不動産(首都圏をメインとした中規模オフィスビルのフロアごとの販売)
○付随するサービス
テナント募集、賃料徴収事務や管理組合総会への代理出席等のプロパティ・マネジメント業務/長期修繕計画立案、大規模修繕実施等の管理組合運営/ファイナンスアレンジメント/設備メンテナンス保証/空室リスクヘッジサービス
受賞ポイント 逆転の発想ともいえる着眼点・ビジネスモデルと、それをビジネスへ転換し、安定成長させた経営手腕を評価。環境や市場を読む先見性にも優れ、新たな不動産市場を生み出した先駆者として更なる成長が期待される。
地域商業貢献特別賞
受賞者 企業名 役職 所在地
一之瀬 卓 氏 一之瀬 卓 氏 株式会社ipoca 代表取締役社長 東京都
プロフィール 税理士
1996年専修大学経営学部卒。経営コンサル会社(株)JAC、荻原会計事務所にて、税務顧問・経営指導・融資支援・助成金支援業務に従事。
2003年一之瀬税務会計事務所設立。所長就任。現職。
2007年マーケティング支援会社(株)ipoca設立。同社代表取締役社長就任。現職。
横浜国立大学非常勤講師。
創業のきっかけ 元々税理士として商店街の活性化に携っていた際、店主からは売上の伸び悩み、買物客からは店ごとのポイントカードを携帯する不便の声が上がる。その課題を解決するため2007年当時新たな社会インフラとして急速に普及したFelica搭載携帯電話を活用した事業を立ち上げた。
事業内容 リアル店舗の集客〜売上を一気通貫する日本初アプリ NEARLY で地域活性化
会社概要 2007年8月創業。(財)東京都中小企業振興公社より助成金を獲得し、行動分析アルゴリズム搭載型携帯メール配信システム「タッチャン」を開発。その事業を評価され日経コンピュータ主催「IT Japan Award 2008」で準グランプリを受賞。商業施設やJリーグチーム、ボートレース場に導入。2013年春VCより1億4千万の資金調達を実施、12月新型モデルアプリ「NEARLY(ニアリ)」をリリース。
製品(サービス)概要 スマートフォン(iPhone含)向け近隣店舗情報配信サービス「NEARLY」は「タッチャン」の次世代型であり、リアル店舗が地域住民とつながることで店舗の商品やサービスの特徴や魅力を画像で簡単に伝え、実際に来店し買い物を楽しんでもらうことを実現する世界初の購買促進プラットフォーム。店舗の情報発信力強化をし、独自のインセンティブ設計・高度分析機能により店舗での購買や地域回遊/施設内回遊を促進させ、売り上げ向上に貢献する。
受賞ポイント 位置情報と連動して購買を促進する画期的なアプリで、リアルの店舗と地域住民をつなぐ新たなプラットフォームとして成長が期待される。公的支援も有効活用し、起業のロールモデルとしても高く評価。
農商工連携特別賞
受賞者 企業名 役職 所在地
日野 美貴 氏 日野 美貴 氏 株式会社西日本冷食 代表取締役 福岡県
プロフィール 福岡県朝倉市出身。安心・安全かつおいしい水産物をご家庭に届けたいと、女性による新しい視点でのビジネスを社会や経済に変革をもたらす次世代成長産業事業として進めている。日本政策投資銀行が実施する「第2回女性新ビジネスプランコンペティション」で優秀賞を受賞。
創業のきっかけ 水産物関係の食品関係会社に勤務する中で、添加物の入った食品や、薬漬けで養殖された魚が多く出荷される姿を目のあたりにし、「体に良いものを多くの消費者へ提供したい」と強く思ったことから起業いたしました。
事業内容 環境に配慮した次世代型水産業の取り組み 〜アップサイクル型事業の展開〜
会社概要 弊社は独自の安心・安全で無添加のこだわった質の高い商品を製造しています。中でも「ボイルシャコ」は国内でもトップクラスのシェアを誇っており、未利用資源であるシャコの残渣(ざんさ)を飼料に利用した世界初ウナギ養殖事業や未利用部位を活用した天然ダシを開発し、販売しています。新たな発想や創意工夫により製造工程で生じる未利用資源を活用し、地域再生の起爆剤となるべく循環型事業として取り組んでいます。
製品(サービス)概要 一般的なウナギ養殖では、天然ウナギが本来食べない「青魚」を主成分とする餌を与えているため、天然ウナギとはほど遠い味となっていました。弊社は、天然ウナギが食している甲殻類(シャコ)を配合飼料とした餌を与え、これが味と品質の向上につながり、他社との差別化が可能となりました。事業パンフレットのキャッチフレーズに『養殖は天然を超えて良いものか?』と掲載しているように、養殖ウナギの品質を天然ウナギに近づけることに成功しました。
受賞ポイント 未利用資源(食品残渣)を有効活用することで、養殖でも天然に近い味と品質を実現した技術力を評価。他の水産資源はもちろん、他事業との連携により、更なる成長が期待される。
社会貢献特別賞
受賞者 企業名 役職 所在地
甲田 恵子 氏 甲田 恵子 氏 株式会社AsMama 代表取締役社長 神奈川県
プロフィール 大阪生まれ。米国留学を経て関西外大卒。特殊法人環境事業団で役員秘書と国際協力室併任。ニフティ(株)にて海外事業立上に従事。同社在籍中に出産。育休後上場・IRの主担当を拝命。ベンチャー投資会社ngi group(株)にて広報・IR室長就任。会社都合で退社後、株式会社AsMamaを創業し代表取締役社長就任(現任)。苦手なもの「暇」。
創業のきっかけ 子育て支援が必要な人と支援したい人が安心して気兼ねなく出会い頼り合えれば、双方の社会活躍に繋がるだけでなく、世帯収入増や男性の長時間労働抑止、地域コミュニティの活性、少子化対策など様々な社会課題の根本解決になると確信。そこに使命感と無限大の可能性を感じて、起業。
事業内容 安心して気兼ねなく子育てを頼り合えるためのリアルな場とネットの仕組み創り
会社概要 「誰もが育児も仕事もやりたいこともかなられる社会を自分たちで創ろう」と同志を集い、2009年11月、株式会社AsMamaを創業。子連れ可、時間管理なし、通勤不要のワークスタイルで活動を全国展開。子育て世帯への圧倒的対面リーチ力と、日本初・賠償責任保険を自動適用させた頼り合いの仕組みを強みに多様な企業と協同して子育てを頼り合う文化とライフライン創りに取り組む。メディア掲載、受賞歴多数。
製品(サービス)概要 年間数百万子育て世帯への対面広報力を活かして多様な企業と協業した親子交流イベントを各地で実施する一方、友人知人または研修受講済みの公認支援者「ママサポーター」と1時間500円で送迎や預かりを頼り合う仕組み「子育てシェア」への登録及び活用を促進。安心して気兼ねなく子育てを頼り合えるネットワークをライフラインとして普及させ、支援を得ることで自己実現できる人と支援することで社会参画や収入機会を得られる人を両立する。
受賞ポイント 子育てシェアを社会のライフラインとして機能・普及させようと取組む姿勢を高く評価。安心して頼りあえるコミュニティ作り、少子化や地域の活性化など社会的課題の解決に向けて今後ますますの成長が期待される。
震災復興支援特別賞
受賞者 企業名 役職 所在地
丸尾 茂明 氏 丸尾 茂明 氏 株式会社抗菌研究所 代表取締役 栃木県
プロフィール 素人には専門家が二の足を踏むようなことでも、チャレンジできる無謀さがある。京都・平安高校卒業後、音楽の道を志し、ラテンバンド・東京キューバンボーイズのコンガ奏者として活躍。その後長野県にて産業廃棄物業を開業。綺麗な山里を次世代に残す為、ダイオキシンが出ない特殊高熱焼成分解炉を開発。環境問題視されていたホタテ貝殻の相談を受け焼成に着手。
創業のきっかけ 自ら開発し、認めて頂けなかった火を使わない特殊高熱焼成分解炉を有効に活用する道を思案していた中、ホタテ貝殻が産業廃棄物として環境問題視されている相談を受け、自ら開発した特殊高熱焼成分解炉を用いて、ホタテ貝殻の焼成に着手。創業を決意、起業に至った。
事業内容 天然ホタテ貝殻から生まれた人と環境に優しい次世代の抗菌剤スカロー
会社概要 他社にはない火を使わない焼成方法と独自の粉砕技術により、必要に応じ、粒径調整の出来る粉体(スカロー)を製造し販売しております。又、この天然抗菌剤スカローを樹脂ペレットに配合し、成型することで、容易に抗菌・消臭性を実現出来ます。スカローは、100%天然素材の為、人や環境に優しい素材です。食品添加物許可取得済みの為、安心。次世代に必要な付加価値素材としてご提供しております。
製品(サービス)概要 既存の顧客及び現在、抗菌消臭性能をもった製品、並びに、医療機器製造業を始めとする潜在顧客に対し新製品の共同開発、技術提供の他、既に取得しております公的検査機関の試験データを裏付けに健康、医療、食品衛生分野や乳幼児から高齢者に必要な製品に至るまで、皆様の生活に役立つ製品の研究や開発に積極的に取り組み、天然素材を基とした様々な産業との融合により健康増進や雇用創出につながる製品づくりに寄与します。
受賞ポイント 産業廃棄物を有効活用し、100%天然の抗菌剤を独自に開発した着眼点・取組み・技術力を評価。人や環境に優しい事業を通じて、東日本大震災で被災した方々の雇用創出に取り組むなど、社会への貢献度も高く、今後の活躍が期待される。
東日本大震災復興賞
受賞者 企業名 役職 所在地
岩佐 大輝 氏 岩佐 大輝 氏 株式会社GRA 代表取締役CEO 宮城県
プロフィール 1977年宮城県亘理郡山元町生まれ。 大学在学中の2002年にITコンサルティングを主業とする株式会社ズノウを設立。東日本大震災後、故郷である宮城県山元町に特定非営利活動法人GRAおよび農業生産法人株式会社GRAを設立。ICT×農業の先端施設園芸を産業の軸とした東北の再創造と日本の農業競争力強化に取り組む。経営学修士MBA(グロービス)。
創業のきっかけ 東日本大震災で被災した宮城県山元町の復興と東北の再創造をミッションとし2011年に岩佐大輝が創業。岩佐の故郷である山元町はイチゴの大産地だったが、その95%を津波の被害で失っていた。山元町を世界的なイチゴの産地にすべく最先端の植物工場を建設するなど復興を超えた「創造」に舵を切った。
事業内容 先端植物工場でのイチゴの栽培・研究・流通および新規参入農家への展開
会社概要 2011年11月に宮城県山元町で創業、イチゴの栽培をスタート。2012年3月から農林水産省が主導する先端施設園芸の研究に受託農業生産法人として参画。同年9月にはGRA独自の大規模先端植物工場での栽培スタート。同年11月にはインドでの栽培をスタート。2013年にミガキイチゴとしてブランド化。2014年1月にはイチゴのスパークリングワイン『ミガキイチゴ・ムスー』を発売。2014年9月には『超先端農場』が竣工予定。
製品(サービス)概要 宮城県山元町において先端植物工場を利用したイチゴとトマトを生産・販売に取り組んでいる。イチゴの中でも上質なものをミガキイチゴとして高級百貨店などで販売しており最高品質のものは一粒1000円の値が付く。農家の技をICTを用いて形式知化し、横展開可能にするなど、研究開発にも力を入れている。2014年4月から新規就農支援がスタートする。またインドのマハラシュトラ州でもイチゴを栽培しており、2013年春から現地の高級ホテルなどへの出荷が始まっている。
受賞ポイント 東日本大震災で被災した地元の復興に向けて、新たに創業したその姿勢は高く評価されるべき。ICTを利用した先端技術の開発と農業ノウハウの形式知化により、事業としての成長は勿論、地元復興のシンボルとして更なる活躍が期待される。

TOPへ