開催報告
開会挨拶
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構
- 理事
- 坂本 英輔
- JVAは今回で25回目の開催を迎える。中小機構は、「中小企業や地域社会に多彩なサービスを提供することを通じ、豊かでうるおいのある日本を作るために貢献すること」を基本理念として活動している。インキュベーション施設の運営やファンドへの出資に加え、近年は起業家教育支援やアクセラレーションプログラム、相談窓口事業といったソフト支援への取り組みも強化している。スタートアップと同様に、新たな課題やニーズに適時適切に対応し、今後も積極果敢にチャレンジしていく。
オープニングキーノート
- 株式会社アクセルスペースホールディングス
- 代表取締役
- 中村 友哉氏
- Space within Your Reach~宇宙を普通の場所に
小型衛星技術の事業を推進するアクセルスペースは、宇宙を夢やロマンではなく、生活に溶け込む身近なインフラとする未来を目指している。創業から17年、多くの支援を受け東証グロース市場に上場した。日本のスタートアップとして初めてJAXAの衛星開発を受託した。来年には次世代地球観測衛星を打ち上げ、より広域な観測と多様な顧客へのサービス提供を実現する。大型衛星でしかできなかったミッションも小型衛星で可能になりつつあり、時代のニーズに応じた事業進化を続けていく。大学時代に衛星開発の魅力に触れ、ここまで経営を続けてきた。Win-Winの関係を築くこと、失敗を恐れず挑戦する姿勢、そしてブレない熱意こそがスタートアップの原動力だと考えている。未来は予測するものではなく、人とともにつくり上げるものであり、皆様と新たな未来を切り拓いていきたい。
VC×投資先トークセッション
ベンチャーキャピタリストと投資先の経営者が一緒に登壇し、キャピタリストと起業家のパートナーシップについてトークを繰り広げました。
[ 出演者 ]
- SBIインベストメント株式会社
- 取締役執行役員
CVC事業部長 - 加藤 由紀子氏
- トリニティ・テクノロジー
株式会社 - 取締役副社長 COO兼CTO
- 大谷 真史氏
- インキュベイトファンド
株式会社 - 代表パートナー
- 和田 圭祐氏
- VisualBank株式会社
- 代表取締役CEO
- 永井 真之氏
[ モデレーター ]
- 一般社団法人スタートアップエコシステム協会
- 代表理事
- 藤本 あゆみ氏
ノミネーター’s ピッチ
今回ノミネートされた起業家、ベンチャーキャピタリストが登壇し、最前線を行く意気込みを語りました。
主催者挨拶
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構
- 理事長
- 宮川 正
- JVAは、優れた起業家や今後の活躍が期待されるベンチャーキャピタリストを表彰し、全国的にチャレンジ精神を広め、創業機運を盛り上げることを目的としている。これまでに表彰された企業のうち52社がIPOを達成した。「JVAで表彰され、事業拡大に弾みがついた」との声も多い。第25回を迎えた今回は、過去最多の323名の応募があった。表彰を受けられる起業家の皆様は、環境・エネルギー、医療・ヘルスケア、DXなど、社会的課題の解決および地域経済の活性化に資する将来性のある分野で事業展開されている。今後も、JVAから素晴らしい経営者が多数輩出されることを祈念している。
表彰式〈プレゼンター〉
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[ 経済産業大臣賞 ] 経済産業大臣政務官 越智 俊之 氏
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[ 科学技術政策担当大臣賞 ] 内閣府大臣政務官 若山 慎司 氏
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[ 中小企業庁長官賞 ] 中小企業庁次長 山本 和徳 氏
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[ 中小機構理事長賞 ] 独立行政法人中小企業基盤整備機構 理事長 宮川 正
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[ SDGs特別賞 ] 独立行政法人中小企業基盤整備機構 理事長 宮川 正
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[ 地域貢献特別賞 ] 独立行政法人中小企業基盤整備機構 理事長 宮川 正
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[ JVA審査委員会特別賞 ] 第25回JVA審査委員会委員長 東出 浩教 氏
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[ JVCA特別奨励賞 ] 一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 会長 郷治 友孝 氏
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[ ベンチャーキャピタリスト奨励賞 ] 独立行政法人中小企業基盤整備機構 理事長 宮川 正
来賓祝辞
- 経済産業大臣政務官
- 越智 俊之氏
- 日本経済はデフレ・コストカット型経済から、その先にある新たな成長型経済に移行する分岐点にある。強い経済を実現するにあたり中核を担うのは、スタートアップが創り出す新たなサービスや商品である。受賞者には、今回の受賞を更なる飛躍のきっかけとし、日本経済を牽引する企業へ成長することを期待する。経済産業省は、今後も革新的で成長力のある企業を生み出すべく、官民一体でのスタートアップ支援の強化を検討していく。
- 内閣府大臣政務官
- 若山 慎司氏
- 今回の受賞企業の技術は、がんの放射線治療に革新をもたらす大変意義深いものであり、速やかな社会実装を願ってやまない。この表彰を契機として、革新的技術をベースとしたスタートアップによる意欲的な挑戦が一層拡大することを期待している。
受賞スピーチ
- SPACECOOL株式会社
- 末光 真大氏
- この度は、栄えある賞をいただき誠にありがとうございます。非常に驚いております。私が現在のフィルム開発をはじめたのは2017年でした。そこから色々な方に導かれながら、ここまで成長でき感激している。この賞に恥じないよう模範となれる企業に成長していきたい。
- アイラト株式会社
- 角谷 倫之氏
- このような名誉ある賞をいただけてビックリしております。我々は、ガン患者の方々にAIを使った放射線治療をずっとやってきた。これからもガン患者の方を少しでも救えるような革新的な技術を開発していき、社会に貢献したい。
審査講評
- 第25回JVA審査委員会委員長
- 東出 浩教氏
- VC奨励賞受賞のお二人は、長い時間をかけてスタートアップに伴走支援し、価値をつくりつづけている。起業家の方々の応募は、年々増えてきている。「人間の価値」と「時間の価値」を高められる企業が、求められていると感じた。今回受賞された方々それぞれ、より良い社会をつくることに貢献できている。皆様と新しい価値をエンジョイしていく社会を世界に向けて発信していきたい。
マッチングラウンジ
受賞者と参加者による名刺交換会が行われました。